「日本原子力学会 2024年会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行ないましたので、その説明資料を掲載いたします。

 プログラマブルSoCを用いたワンチップ放射線計測モジュールの拡充」

 ーランダムパルサの実装検討ー

2024年原子力学会春の年会(TMRAMSC).pdf

日本原子力学会2024年春の年会(2024326 日(火)~28日(木), 近畿大学東大阪キャンパス2件の口頭発表を行います。

  日 時:2023年3月27日(水)

  場 所:H会場 (21号館3F) 16:05〜 

  分 野:放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用

  領 域:放射線物理,放射線計測

  セッション:計測回路・解析技術

<題目1:当事務所発表>

◆プログラマブルSoCを用いたワンチップ放射線計測モジュールの拡充

 ーランダムパルサの実装検討ー

 前川 立行  (技術士事務所 TM RAMS Consulting)

<題目2:連名発表

◆耐放射線性水素終端ダイヤモンドMOSFET による計測用電子回路の開発(1)

 ー差動増幅ユニットアンプの検証ー

 伊藤 洋輔1、川島 宏幸1、前川 立行2、金子 純一1,3、梅沢 仁1 

  (1. 大熊ダイヤモンドデバイス、2. 技術士事務所 TM RAMS Consulting、3. 北海道大学)


2023 年11 月14 日(火)~16 日(木) 東海大学 湘南キャンパスで開催されます 第37回ダイヤモンドシンポジウムプログラムにおいて、当事務所が参画しているプロジェクトからの口頭発表を行います。

耐放射線性水素終端ダイヤモンドMOSFET による計装用電子回路の開発

(大熊ダイヤモンドデバイス(株),北海道大学、技術士事務所TM RAMS Consulting)


 耐放性、耐熱性に優れた人工ダイヤモンドによる小信号用FETデバイスの開発と、それを用いたオールFETによるプリアンプ回路開発のプロジェクトです。今後、福島の廃炉において進められるデブリ取り出しにおいて必要となる、臨界検出やデブリ識別用放射線計測システムの中核技術として取り組んでいるものです。


<第37回ダイヤモンドシンポジウム>

開始期間:2023年11月14日(水)~15日(金)

開催場所:東海大学 湘南キャンパス

発表日時:2023年11月15日(水) 13:00 〜 13:15 

 「日本原子力学会 2023年秋の大会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行ないましたので、その説明資料を掲載いたします。

先に刊行いたしました「実践!腑に落ちる放射線の計測 拡張編」に掲載した内容の、その先の姿とそれを実現する技術についての開発成果を発表いたしました。

 「SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築(3)」 

~波形整形・直流再生回路の検討~

2023年原子力学会秋の大会(TMRAMSC).pdf

Amazon.co.jpからの新刊出版のご案内

実践! 腑に落ちる放射線の計測 

~作って学ぶガンマ線スペクトロメータ~ 

 拡張編ステップアッププロジェクト

 昨年に刊行した前編・後編に続き、本シリーズ(全三巻)の最後となる拡張編を刊行いたしました。前・後編とあわせて是非ご覧ください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFZG3D1Z?ref_=pe_3052080_397514860

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CG4PBQD5/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

「実践! 腑に落ちる放射線の計測」

~作って学ぶガンマ線スペクトロメータ~

拡張編ステップアッププロジェクト


 本書はシンチレーションスペクトロメータを題材にして、簡素・簡単なγ線検出器から信号処理回路・波高分析装置・モニタプログラムなどを含むスペクトロメータシステム一式を設計し、手作りで構築することについて書いたものです。


 電子工作を楽しみながら、放射線計測や放射線物理、放射線防護に関わる基礎的な知識を獲得できる様な内容にしました。単に知識を得るだけではなく、自分の手を動かしてモノを作り、動作確認や測定・評価をする体験を通して、腑に落ちて理解ができ、知識が消化され、知恵と技術力として身につく様になることが本書の最も大きな狙いです。


 全体で以下に示す3巻のシリーズになっています。今回は、既に刊行した前編・後編に続き、シリーズ最終となる“拡張編「ステップアッププロジェクト」”を刊行します。


 本シリーズが放射線計測を学び始める技術者・実務者・学生の皆さんにとって、いつでも気軽に手に取って、繰り返し見て頂ける様な、役に立つガイドブックとなることを切に願っています。


1.前編 「放射線の基礎と基本設計」

 放射線の基礎を学んだ上で、PCの音声入力機能とフリーソフトの使用を前提に、γ線検出器とプリアンプ、シェーピングアンプ部の回路を設計していきます。


2.後編 「製作・検証と測定解析」

 前編で設計したものを実際に組み上げ、PCと組み合わせることで身の回りのγ線を測定できる様にします。測定で得られた波高スペクトルを使って基本的なピーク解析方法等を学びます。


3.拡張編 「ステップアッププロジェクト」★今回発刊★

 PC音声入力機能を使わず、簡単な多重波高分析装置(Tiny MCA)を設計製作します。さらに、このTiny MCAの制御や測定中スペクトルのリアルタイムモニタを行うプログラム (Tiny MCA Monitor)を製作します。また、装置チェックに必要な模擬パルス発生装置の製作も行います。ここまで仕上げることで、簡単ではあるもののγ線スペクトロメータという道具とそれに関連する多くの知見・経験を掌中に収めることができます。

 9月に開催予定の「日本原子力学会 2023年秋の大会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行うことが決まりました。

SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築(3)~波形整形・直流再生機能の検討 ~


 これまで、SoC(Silicon on Chip)の中にアナログMCAの機能を凝縮して実装する試みについて開発・発表をしてきました。前回までに一通りのMCAシステムを構築し、放射線計測用としての基本的性能を実現すると共に、リアルタイムでのスペクトルモニタリングをしながら測定ができることを報告してきました。

 今回は、更にその先の姿として、波形整形・電圧増幅(シェーピングアンプ)や、それに付随する重要な回路要素である直流再生機能までをSoCの中に取り込んで、まさにスペクトロメータの殆どの部分をSoCの中に構築するという挑戦的試みについての発表です。

これが実現すれば、プリアンプを伴った検出器があれば、それを繋ぐだけで波高スペクトルの測定ができるようになるのです。

 学会発表では古典的なアナログ技術を最新のディジタルチップに凝縮して実装できる大きな可能性と発展性について、広く専門家の皆さまに議論・評価をして頂く予定です。


 本発表は、「放射線物理・放射線計測」分野において、大会2日目午後の「 新装置・新技術」のセッションに割り当てられております。学会は、幅広い情報や知見を得ると共に技術の観点から人的交流を深める絶好の機会でもあります。学会出席には参加費が必要にはなりますが、ご興味のある方は是非ご参加下さい。


<日本原子力学会 2023年秋の年会>

開始期間:2023年9月6日(水)~8日(金)

開催場所:名古屋大学 東山キャンパス

発表日時:2023年9月7日(火) 16:35 〜 16:50 I会場  講演番号2I15

1)中小企業119専門家登録のお知らせ

 日本全国の中小企業・小規模事業者等が抱える様々な経営(技術)課題にワンストップで対応する国の制度「中小企業119」の技術専門家として、昨年度に引き続き認定・登録されました。

 当事務所に直接ご相談頂く場合には、本WEBサイトの「事業内容」に記した様々な側面から、サービスをご提供することができます。

 一方これとは別に、公的支援の制度があります。最寄りの商工会、商工会議所、中小企業団体中央会、よろず支援拠点、産業支援センター、金融機関等に「中小企業119」の利用をご相談頂き、専門家として当事務所をご指名頂ければ、公的支援・サービスをご利用いただく事が可能です。

 詳しくは、「中小企業119」のWEBサイトをご覧ください。

 3月13~15日に開催されました「日本原子力学会 2023年春の年会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行ないましたので、その説明資料を掲載いたします。


「SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築(2)」 ~試作と評価~


2022年原子力学会春の年会(TMRAMSC).pdf

 3月に開催予定の「日本原子力学会 2023年春の年会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行うことが決まりました。

「SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築(2)」 ~試作と評価~


 現在発行中の「実践! 腑に落ちる放射線の計測」シリーズにおいて今後刊行予定としている「拡張編:ステップアッププロジェクト」のために準備・検討してきた内容を中心に発表いたします。学会発表ではDIYとしてではなく、放射線計測学として基本性能評価とAD変換器の性能向上技術(微分非直線性改善方法)を中心に報告し、広く皆さまに議論・評価をして頂く予定です。


 本発表は、「放射線物理・放射線計測」分野において、大会2日目午後の「 新装置・新技術」のセッションに割り当てられております。学会は、幅広い情報や知見を得ると共に技術の観点から人的交流を深める絶好の機会でもあります。学会出席には参加費が必要にはなりますが、ご興味のある方は是非ご参加下さい。


<日本原子力学会 2023年春の年会>

開始期間:2023年3月13日(月)~15日(水)

開催場所:東京大学 駒場キャンパス

発表日時:2023年3月14日(火) 16:05 〜 17:10 D会場 

Amazon.co.jpからの新刊出版のご案内

実践! 腑に落ちる放射線の計測 

~作って学ぶガンマ線スペクトロメータ~ 

 後編「製作・検証と測定解析」

 6月に刊行した前編に続き、後編を刊行いたしました。前編とあわせて是非ご覧ください。

「実践! 腑に落ちる放射線の計測」

~作って学ぶガンマ線スペクトロメータ~

後編「製作・検証と測定解析」


 本書はシンチレーションスペクトロメータを題材にして、簡素・簡単なγ線検出器から信号処理回路・波高分析装置・モニタプログラムなどを含むスペクトロメータシステム一式を設計し、手作りで構築することについて書いたものです。


 電子工作を楽しみながら、放射線計測や放射線物理、放射線防護に関わる基礎的な知識を獲得できる様な内容にしました。単に知識を得るだけではなく、自分の手を動かしてモノを作り、動作確認や測定・評価をする体験を通して、腑に落ちて理解ができ、知識が消化され、知恵と技術力として身につく様になることが本書の最も大きな狙いです。


 全体で以下に示す3巻のシリーズになっています。今回は、既に刊行した第1巻(前編)に続き、“後編「製作・検証と測定解析」”を刊行します。拡張編も引き続き刊行していく予定です。 

本シリーズが放射線計測を学び始める技術者・実務者・学生の皆さんにとって、いつでも気軽に手に取って、繰り返し見て頂ける様な、役に立つガイドブックとなることを切に願っています。


1.前編 「放射線の基礎と基本設計」

 放射線の基礎を学んだ上で、PCの音声入力機能とフリーソフトの使用を前提に、γ線検出器とプリアンプ、シェーピングアンプ部の回路を設計していきます。


2.後編 「製作・検証と測定解析」

 前編で設計したものを実際に組み上げ、PCと組み合わせることで身の回りのγ線を測定できる様にします。測定で得られた波高スペクトルを使って基本的なピーク解析方法等を学びます。


3.拡張編 「ステップアッププロジェクト」

 PC音声入力機能を使わず、簡単な多重波高分析装置(Tiny MCA)を設計製作します。さらに、このTiny MCAの制御や測定中スペクトルのリアルタイムモニタを行うプログラム (Tiny MCA Monitor)を製作します。また、装置チェックに必要な模擬パルス発生装置の製作も行います。ここまで仕上げることで、簡単ではあるもののγ線スペクトロメータという道具とそれに関連する多くの知見・経験を掌中に収めることができます。

 下記セミナーの開催までいよいよ一ケ月となりましたので、あらためてみなさまにお知らせいたします。


  はじめて放射線に関わる技術者のための

 放射線計測・放射線防護の基礎入門


 2022年11月25日(金) 10:00~17:00 

 オンライン配信(アーカイブ視聴あり)

 主催:株式会社 テックデザイン



 本セミナーは、従来から行われてきた一般的なセミナーとは一線を画し、放射線の物理、放射線の計測とデータ評価、放射線の防護、それぞれについて、難解な数式の羅列をすることなく、最も基本的かつ重要な概念と考え方を把握・理解できるようにすることを狙いとして企画したものです。


 放射線に初めて関わる方々はもちろん、既に放射線関連業務に従事されている方々にとっても、新たな気付きや振り返りの機会となるような内容を盛り込んでいます。


 WEBセミナーであり、アーカイブ配信・テキスト配布もなされますので、時間と空間の制約に縛られることなく、自己啓発や自己研鑽の機会として存分にご活用頂けるものと思います。


 セミナー主催会社の本セミナWEBページには講演の骨子・項目や申込み方法などが掲載されておりますので、是非ご覧ください。


 なお、講師紹介による特別割引(11000円オフ)制度がございますので、ご希望の方は遠慮なく当事務所までご連絡ください。


 10月1日13:30から開催された第82回放射線計測研究会(会長 中村尚司 東北大学名誉教授)において、当事務所代表が70分の講演をいたしましたので、講演資料を掲載いたします。

放射線計測研究会20201001WEB掲載版.pdf

 10月1日13:30から開催される第82回放射線計測研究会(会長 中村尚司 東北大学名誉教授)で当事務所代表が70分の講演をいたします。これまでの放射線計測を中心とした技術開発を振り返ると共に、これからの抱負や今取り組んでいるテーマ(下記原子力学会での発表内容)などについてお話をする予定です。ご興味のある方は是非、右欄にリンクを記載の放射線計測研究会WEBサイトをご覧頂き、お申込の上、ご参加下さい。

 9月7,8,9日に開催されました「日本原子力学会 2022年秋の大会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行いましたので、その説明資料を掲載します。


「SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築」 ~基本構想と設計~

2022年原子力学会秋の大会(TMRAMSC).pdf

 9月に開催予定の「日本原子力学会 2022年秋の大会」において、当事務所代表が以下のテーマで発表を行うことが決まりました。

「SoCによる簡素なアナログMCA機能の構築」 ~基本構想と設計~


 先般お知らせした「実践! 腑に落ちる放射線の計測」シリーズにおいて今後発行予定としている「ステップアッププロジェクト」で検討・実践してきた内容を中心に、学会発表では、電子工作の切り口ではなく放射線計測学としての論点やデータを交えながら発表します。今後2回に分けたシリーズ発表を行い、広く皆さまに議論・評価をして頂く予定です。


 本発表は、「放射線計測・放射線物理:新技術」というセッションでの発表になりますが、その直前には同じく「放射線計測・放射線物理:光子測定1,2」のセッションが開催されております。そこでは、当事務所代表が、セッション座長も務めております。WEBサイトにはタイムテーブル(プログラム)が公開されておりますので、御確認下さい。


 開催期間は以下の3日間です。学会は、幅広い情報や知見を得ると共に技術の観点から人的交流を深める絶好の機会でもあります。学会出席には参加費が必要にはなりますが、ご興味のある方は是非ご検討下さい。


・日本原子力学会 秋の大会

・2022年9月7日(水)~9日(金)に茨城大学日立キャンパス

今日時点では対面での開催予定ですが、場合によってはオンラインになる可能性があるとのことです。詳しくは右記の大会WEBサイトをご覧ください。



 はじめて放射線に関わる技術者のための

 放射線計測・放射線防護の基礎入門


 2022年11月25日(金) 10:00~17:00 

 オンライン配信(アーカイブ視聴あり)


技術セミナー開催のお知らせと参加者募集


  少し先の話になりますが、下記に記しました様に、放射線計測や放射線防護に関連する様々な仕事に携わる際に、知っておくべき共通的・基礎的な内容について、初学者に向けた技術セミナーを開催いたします。


  難解な数式等の説明ではなく、放射線やその測定に関して、概念として正しく把握・理解ができるように配慮し、放射線を扱う者として忘れてはならない放射線防護の考え方までを含めた、丸一日を使った総合的な内容としています。


  福島原子力事故から11年の時間が経過する今、放射線に関わる職業人として、どの様に取り組むべきか?という講師の観点も交えてお話を致します。 


  皆様の職場におかれましては、初学者の技術ガイダンス、あるいは既に関連業務に従事されている方の再点検の良い機会になるかと思います。必要な方々に是非、奮ってご参加の



●タイトル

はじめて放射線に関わる技術者のための 

放射線計測・放射線防護の基礎入門


●開催日時と形態

 2022年11月25日(金) 10:00~17:00 オンライン配信

 アーカイブ視聴あり


●セミナー内容詳細

 https://www.tech-d.jp/seminar/show/6299


お申し込み

以下のWEBサイトからのオンライン申込

・添付ファイル(チラシ)記載のFAX申込


●主催者

 株式会社 テックデザイン


●料金

 通常:33,000円(税込/テキスト付)

 9/25(日)までの早期申込割引:26,400円(税込/テキスト付)


★講師紹介による特別割引

・講師紹介により11000円OFFの、21000円(税込/テキスト付)の

 特別割引きがご利用頂けます


 特別割引をご希望の方は、

   当事務所Webサイトhttps://www.tmramsc.dev を御覧頂き、

 貴社名、ご参加予定人数、特別割引きの利用希望等を含めて

 当事務所お問合せ宛て contact@tmramsc.dev までご連絡下さい。


「実践! 腑に落ちる放射線の計測」

~作って学ぶガンマ線スペクトロメータ~

前編「放射線の基礎と基本設計」


本書はシンチレーションスペクトロメータを題材にして、簡素・簡単なγ線検出器から信号処理回路・波高分析装置・モニタプログラムなどを含むスペクトロメータシステム一式を設計し、手作りで構築することについて書いたものです。

 

電子工作を楽しみながら、放射線計測や放射線物理、放射線防護に関わる基礎的な知識を獲得できる様な内容にしました。単に知識を得るだけではなく、自分の手を動かしてモノを作り、動作確認や測定・評価をする体験を通して、腑に落ちて理解ができ、知識が消化され、知恵と技術力として身につく様になることが本書の最も大きな狙いです。

 

全体で以下に示す3巻のシリーズになっています。今回は先ず、第1巻である“前編「放射線の基礎と基本設計」”を刊行します。後篇、拡張編も引き続き刊行していく予定です。 

本シリーズが放射線計測を学び始める技術者・実務者・学生の皆さんにとって、いつでも気軽に手に取って、繰り返し見て頂ける様な、役に立つガイドブックとなることを切に願っています。

 

1.前編「放射線の基礎と基本設計」

放射線の基礎を学んだ上で、PCの音声入力機能とフリーソフトの使用を前提に、γ線検出器とプリアンプ、シェーピングアンプ部の回路を設計していきます。

 

2.後篇「製作・検証と測定解析」

 前編で設計したものを実際に組み上げ、PCと組み合わせることで身の回りのγ線を測定できる様にします。測定で得られた波高スペクトルを使って基本的なピーク解析方法等を学びます。

 

3.拡張編:ステップアッププロジェクト

 PC音声入力機能を使わず、簡単な多重波高分析装置(Tiny MCA)を設計製作します。さらに、このTiny MCAの制御や測定中スペクトルのリアルタイムモニタを行うプログラム (Tiny MCA Monitor)を製作します。また、装置チェックに必要な模擬パルス発生装置の製作も行います。ここまで仕上げることで、簡単ではあるもののγ線スペクトロメータという道具とそれに関連する多くの知見・経験を掌中に収めることができます。

1)中小企業119専門家登録のお知らせ

 当事務所代表は日本全国の中小企業・小規模事業者等が抱える様々な経営(技術)課題にワンストップで対応する国の制度「中小企業119」の技術専門家として登録されております。経営・技術に関するお困りごとがあれば、まずは最寄りの支援機関(商工会、商工会議所、中小企業団体中央会、よろず支援拠点、産業支援センター、金融機関等)にご相談頂いた上で、ご指名ください。無料で支援サービスを受けることができます。

2)自治体における専門家派遣制度における専門家認定

 上記国の支援制度とは別に、各自治体毎に役所の担当課あるいは傘下の産業振興関連の公社等で経営・技術支援を行う専門家派遣制度が運用されています。これについては、無償、あるいは1/2~1/3負担など自治体により多少制度上の違いはありますが、いずれにおいても低価格で利用ができる様になっております。当事務所代表も、十数か所の自治体で「技術士」として技術専門家認定、あるいは登録等を受けております。ご相談時に適宜ご指名ください。以下に、自治体側で公開されているULRを参考までに挙げておきます。

https://www.mics.city.shinagawa.tokyo.jp/soshikikarasagasu/sangyokasseikatanto/keiei_gijutsusodan/catalyst/2280.html

https://www.nico.or.jp/search/specialist/detail.php?no=1351

https://www.iis-net.or.jp/senmonkaDB/genshiryoku.html

https://www.chibashi-sangyo.or.jp/specialist/shikaku-search.html  技術士 登録番号 2022-A-557  

https://www.yiso.or.jp/  http://www.yiso.or.jp/asp/syosaij.asp?CD=a865 

http://www2.ric-shizuoka.or.jp/specialist/general/list.asp (06/28 追加)

https://www.21aomori.or.jp/consultation/soudan/senmonka-r4%E2%80%90r6#b (06/30 追加)

https://www.saitama-j.or.jp/kikaku/senmonka_gojuon.html#%E3%81%BE

(07/07)追加

3)補足

 なお、当事務所に直接ご相談・ご依頼頂く場合には、支援・指導に加えて成果物まで含めた具体的・実践的なサービスができます。一方、上記国や自治体の専門家派遣等の制度利用においては、あくまで支援・指導・助言までの対応であり、成果物に直接関与することは制度上できないことをご承知おきください。